第44回 東京モーターショー 2015

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【出展者インタビュー】旭硝子株式会社

カテゴリー:連載企画 出展者インタビュー

2015.10.30

【出展者インタビュー】旭硝子株式会社

さまざまなものがインターネットに繋がっていく「IoT(Internet of Things)」。パソコンやスマートフォン、ウエアラブル端末、そしてクルマもインターネットに繋がる社会が現実のものとなりつつあります。そんな中、「あらゆる生活シーンで身の回りにあるガラスを情報インターフェースにしていきたい」と、IoTとガラスが融合した未来を語るのは、旭硝子株式会社事業開拓室長の杉本直樹さんです。「発展が著しいセンサー技術と組み合わせることで、双方向の情報インターフェースにすることも可能です」。例えば、電車やバス、クルマで移動先をガラスに表示したり、クルマのウィンドスクリーンに曲がり角の向こうにある危険を予知して表示するなど、多様な展開が考えられます。

ガラスを通じた"まちづくり""クルマづくり"を担ってきた旭硝子は、ガラスを使ったディスプレイによって、情報通信の分野へも展開を広げています。「今まで培ったガラス技術をベースに、化学技術、さらにセラミックスやエレクトロニクス技術を融合し、さらに新しいものを提案していきたいですね」と意気込みます。

「ガラスは歴史の節目、節目で世界を変える役割を担ってきました」と杉本さん。ガラスのレンズが顕微鏡を作り出し医学が発展し、望遠鏡が天文学を進化させました。またエジソンが発明した電球にもガラスが使われています。テレビのブラウン管やフラットパネル、そしてインターネットを張り巡らす光ファイバー……。このように世界を大きく変えるお手伝いをしてきたガラスが、情報インターフェースとして新たな役割を果たし、スマート社会に貢献する未来の姿をSMCのAGC旭硝子ブースでぜひご覧ください。

【出展者インタビュー】旭硝子株式会社