「クルマが普及する中で、日産自動車は大きく4つの社会問題があると考えています。その４つとは、①エネルギー、②地球温暖化、③交通事故、④交通渋滞です」と語るのは、日産自動車株式会社企画・先行技術開発本部技術企画部主管の永山啓樹さんです。さらに、「これらに社会問題の解決として、日産はゼロミッションへの取り組み、交通事故・渋滞をなくす取り組みというふたつにチャレンジしています」
そのための具体な方策として掲げているのが、クルマの電動化と知能化です。日産自動車では、これらをすでに商品として提供しています。なかでも、電気自動車や自動ブレーキ技術は全世界で普及しており、今後もその技術はグローバルに広がっていくはずです。

それを踏まえて、今回のSMCで日産自動車は電動化と知能化が進んだ「ちょっと未来のクルマ社会」をシアター形式で展開。電動のモビリティや自動運転車が走る未来の社会を、来場者のみなさまと共有する仕組みになっています。

「世界一のテクノロジーモーターショーという舞台で、多種多様な企業やお客さまと一緒に、これからの社会がどう変わっていくかを体感できます。そのことに、当社も非常にワクワクしております」と永山さんも期待を寄せています。
将来の社会やクルマのあり方をどう考えているのか？　また、クルマが社会にどのような影響を及ぼしていくのか？ といったことを感じられる展示を目指しています。
「展示デモやシアターを通して、日産自動車の考える未来について、ぜひみなさまに理解や共有していただきたいと思います」

【出展者インタビュー】日産自動車株式会社