カテゴリー:連載企画 出展者インタビュー
2015.10.28
日本政府では新たなCO2の排出削減基準として、2030年度までに2013年度比で26%削減という目標を掲げています。この目標数値を達成するための取り組みとして、環境省が今年から提案している取り組みが「クールチョイス」です。環境省地球環境局地球温暖化対策課国民生活対策室環境専門調査員の小島聡菜さんによると、「クールチョイスとは、省エネ・低炭素型の製品や行動、サービスを選ぶ賢い選択のことです」
モビリティの分野におけるクールチョイスとは、エコドライブをしたり、エコカーに乗るという選択です。これらを積極的に選択することが、未来をより環境に配慮した世界へと形作っていきます。
「国内にとどまらず、CO2排出削減の成功事例として、クールチョイスを海外にも広く発信していきたいと考えています」と小島さん。行動や選択を変えることが環境に配慮した未来のために効果的だと、海外でも認識してもらえるようになることを目指しています。
スマートモビリティシティ2015では、クールチョイスのひとつである「エコドライブ」をキーワードに、エコドライブのシミュレーター体験や、具体的なエコドライブの方法を紹介します。ほかにも、環境面からエコカーを紹介した展示なども用意しています。
「環境省では、主催者である日本自動車工業会と共同出展を行い、より内容を充実させた仕上がりになっています。いろいろな角度からクールチョイス、エコドライブなどを楽しんでいただけるはずです」
クールチョイスを理解して、賢い未来への選択を実践へと導く好機となりそうです。
【COOL CHOICEサイト】
http://funtoshare.env.go.jp/coolchoice/
【出展者インタビュー】環境省