カテゴリー:連載企画 出展者インタビュー
2015.10.30
「自由な移動の喜びと、豊かで持続可能な社会の実現」を目指し、人々が行きたいときに、行きたいところへ、行きたいように行くことを提案しているのが、本田技研工業株式会社です。スマートコミュニティ企画室の前田直洋さんは「これからは、モビリティは単に人やものを運ぶだけでなく、エネルギーや情報を運ぶ担い手になっていきます。未来のコミュニティにおいて、みなさんをつなぐ新しい暮らしを提案する存在となるはずです」と、将来のモビリティに期待される役割を語ります。
その実現のために本田技研工業では「つくる、つかう、つながる」という価値で社会に貢献。「つくる」はエネルギーをつくること。再生可能エネルギーを水素に変えるスマート水素ステーションや水素で走る水素自動車、または電気自動車やプラグインハイブリッドといった電気駆動のモビリティを提案していきます。「つかう」は、モビリティでエネルギーを使う際に発生するCO2排出量を抑えたり、再生可能性エネルギーを活用すること。「つながる」では、モビリティを建物につなぎバッテリーや発電機として使います。これらの総合的な技術を駆使し、もっとスマートなコミュニティづくりを推し進めていきます。
その世界観をあらわすために、「今回のSMCでは、ひとつの商品や技術ではなく、それらの技術が使われるシーンを展示。さまざまな地域のエネルギー問題を解決するための提案もしていきたい」と前田さんは語ります。
また、モビリティに限らず、コミュニティや社会のあり方を提案するSMCにも大きな期待が。「SMCに参加することで、多くのお客さまにたくさんの刺激や未来のワクワク感を実感してもらいたいですね。これからも、クルマをきっかけとした新しい社会の提案の場としても期待しています」
【出展者インタビュー】本田技研工業株式会社