第44回 東京モーターショー 2015

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【出展者インタビュー】株式会社ヒット

カテゴリー:連載企画 出展者インタビュー

2015.10.15

【出展者インタビュー】株式会社ヒット

屋外広告大手の株式会社ヒットでは、首都高全体で120面ある大型看板のうち、全体の2/3にあたる70面を展開。今後、その70面をはじめ、積極的にデジタル化していく予定です。同社取締役ゼネラルマネージャーの皆川省一さんによると、「ポスターで一つの広告を打つスタイルから、情報産業への転換を図っています」とのことです。

同社は2016年6月にシンガポールで上場を予定しており、それに伴いASEANでのデジタルサイネージ(電子看板)事業を拡大。海外戦略を積極的に推し進めていく中で、「SMC出展により、各企業や一般のみなさまに我々の取り組みを広く知っていただきたい」といいます。

大型屋外広告が、デジタルサイネージに移行することで、今までの広告のあり方も大きく変化。「ブランディングから、より具体的なものやことの広告へとシフトしていきます。デジタルになることで、動画はもちろん、朝と夜、平日と週末で商品を変えることも可能に。渋滞情報や株価、ニュースなどと連動し、看板が情報チャネルのひとつになります」。

デジタルで多面展開するほど、付加価値が増すのがデジタルサイネージの強みです。「世界同時発売など、マーケットのボーダレス化が進む中で、デジタルは非常に有効な手段です」と皆川さん。今後は「デジタル化で今までできなかったことや、タブーとされていたことも実現するはずです。自動車メーカーと販売店が一体化するような広告戦略に、どんどん貢献していきたいですね」と抱負を語ってくれました。

【出展者インタビュー】株式会社ヒット